2008-05-20
# UbuntuでFreenet6(IPv6)
googleにおいて、Ubuntu+IPv6のキーワードで検索すると、"IPv6を無効化する"といったタイトルが上位に占める。IPv6を無効化して何が楽しいんだ、と思うが、どうやらパフォーマンスよくしよう、というお話らしい。名前解決する時に最初にIPv6で試みるので、IPv6を無効するというtips。実用的かもしれないが、全然面白くない。ここは、何としてでもIPv6でグローバルネットワークに繋がるようにするのが先決ではなかろうか(何か間違ってる……)。googleもIPv6に対応したことだし(http://ipv6.google.com/)、ここはUbuntuで、さくっとIPv6で遊べる方法を書いておこう。
使うのは、Freenet 6。何だトンネリングかよ、と思うかもしれないが、何もしないでNAT越えもできるのでお手軽簡単なのだ。このFreenet6ではTunnel Setup Protocol(TSP)を用いる。このclientはGPLで公開されていて、Ubuntuの公式リポジトリでも配布されている。素晴らしい。
$ apt-cache search tspc tspc - Client to configure an IPv6 tunnel to Hexago's migration broker
ほほー。 で、さくっとインストール。ちなみに、HexagoとはFreenet6を運営しているカナダの会社。
$ sudo aptitude install tspc
この状態で、すでにIPv6でトンネリングできている。簡単極まりない。ipv6.google.comなり、The Kame Projectで踊る亀を見てIPv6でアクセスしているか確認してほしい。自分のIPv6アドレスは以下の方法から確認できる。
$ tailf /var/log/tspc.log 2008/05/20 19:08:50 tspc: tspSetupInterface: Your IPv6 address is 2001:05c0:8fff:ffff:0000:0000:0000:011d
$ ifconfig
tun Link encap:UNSPEC HWaddr 00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00-00
inet6 addr: 2001:5c0:8fff:ffff::11d/128 Scope:Global
UP POINTOPOINT RUNNING NOARP MULTICAST MTU:1280 Metric:1
RX packets:13 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:7 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:500
RX bytes:976 (976.0 B) TX bytes:560 (560.0 B)
この段階ではFreenet6にanonymousアクセスしている。割り振られるIPv6アドレスはIPv4アドレス毎に異なる(まぁ、そりゃそうだ)。それで、Freenet6にはanonymousとは別にもう一つ、認証モードが用意されており、こちらはユーザアカウントでIPv6アドレスがアサインされる。つまり、IPv4アドレスが変更されても、IPv6アドレスは変わらない。permanentなIPv6アドレスがほしいという方は、go6に登録してアカウントを取得する。そして、/etc/tsp/tspc.confを編集して、ユーザ名(userid)とパスワード(passwd)、サーバ(server)を変更すれば良い。なお、anonymousモードと認証モードでは、アサインされるプレフィックスが異なる。anonymousモードの場合は、2001:05c0:8fff:ffff、認証モードは、2001:05c0:8fff:fffeだ。最後のfとeだけ違うので、すぐに見分けがつく。ともあれ、IPv6を無効にしなくても遊べるので楽しんでほしい。Canadaのサーバと往復するなんて嫌だ、とはくれぐれも云わないように(U.S.経由の欧州より近い!)。

うまくまとまってますねえ(感動)。すばらしいです。<br>それにしてもKAME Projectにアクセスすると切なくなるっす。(;_;)
どうもthanksです。今後も上質な日記になれば良いのですが(^^;。<br>KAME 同上です。乗り越えるためにもIPv6です。たぶん。